2006年6月14日 (水)

TAL研2006/06/09

Philosophy of Psychology (Jose Luis Bermuez) Ch.10 "Thinking and Language" introduction &10.1 inner speech hypothesis.

「resume20060609-berumudez10-1.pdf」をダウンロード

ウィトゲンシュタインの部分をすっとばしちゃいました、ごめんなさい。固有名でのidentificationとdiscriminationの議論が楽しかったですね、フジカワさん。

KO

| | コメント (1)

2006年5月29日 (月)

TAL研始めました。

sys研は発展的に解消し,「思考と言語研究会」(TAL研)が始まります。言語が思考において本質的な働きをなすのか,「思考の言語」仮説の妥当性,コネクショニズムと分散表象のあり方などについて論文・著作を読み進めていきます。第一回は6/5(月)19:00から,最初に読むのはPhilosophy of Psychology (Jose Luis Bermuez) Ch.10 "Thinking and Language"です。関心のある方は,どうぞご参加ください。
KO & フジカワ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年4月25日 (火)

論評:"Connectionism and the problem of systematicity"

sys研20060424

"Connectionism and the problem of systematicity: Why Smolensky's solution doesn't work." Fodor,J. and McLaughlin,B.P. Cognition 35 (1990) pp.183-204. 「resume20060424-Fodor1990.pdf」をダウンロード

Smolenskyのコネクショニストモデル(ベクトル表象)による体系性の実装に対して批判する。Smolenskyは、文脈依存的なモデルと、非文脈依存的なモデルを提案するが、いずれにせよ失敗する。結局、体系性の必然性を説明できるのは古典的計算主義である。

①文脈依存的なモデルは合成性を放棄する。そのとき、次のような問題が生じる。 

・さまざまな表象からベクトル計算によって得られる要素ベクトルは互いに家族的類似性を持つだけでよいとされるが、そのような要素ベクトルは古典的要素にならず、それゆえ体系性を保証しない。 

・文脈依存的なモデルは合成性を放棄するが、それではカップの表象とコーヒーの入っていないカップの表象を区別できない。etc

②非文脈依存的なモデルはテンソル積を導入する。そのとき、次のような問題が生じる。

・複合シンボルベクトルがトークン化されるとき、要素ベクトルがトークン化されない。そのようなベクトルは古典的要素にならず、それゆえ体系性を保証しない。

・「要素を表象できる」ことは「要素をもつ」ことと同一ではない。etc

【論評】

コネクショニストモデルで体系性を(近似的にでも)実装することの可能性は(困難ではあろうが)Fodorも認める。しかしFodorは、そのような「可能性」ではなく「必然性」(法則性)を示さなくてはならず、それはコネクショニズムではできないと言う。

コネクショニズムと古典的計算主義は、そもそも説明関心が異なっているのではないだろうか。両者は競合するようなものなのだろうか。

勉強になりましたね、フジカワさん。

KO

| | コメント (3) | トラックバック (49)

2006年4月17日 (月)

sys研はじめました

「cognitive_architecture_the_structure_of_cognitive_representations.pdf」をダウンロード 

「認知能力の体系性systematicityに関する研究会」(略してsys研)を始めました。

体系性の本性や神経基盤、コネクショニズムとの関連などについて勉強します。

Fodor, McLaughlin, Pylyshyn, Aizawaらの論文を読む予定です。

興味のあるかた、コメントなどお待ちしております。

フジカワ、KO

| | コメント (2) | トラックバック (0)