研究会を終えて
大塚です。皆さん先日はおつかれさまでした。そして研究会にお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。おかげさまで充実した研究会になったと思っております。
あと会でも言いましたが、当日質問したかったけど結局できなかったこと、いいたかったけどいえなかったことなどありましたら、ぜひぜひこちらのブログにコメントいただければと思います。お気軽にどうぞ。
ところで本日、同じく京大でやっていたゲノム広場に行ってきたのですが、そこでちょうどEpigenesisの話(Wearver, et al, 2004)が紹介されていました。ラットの子育て行動の話で、正常なラットは子をなめたりグルーミングしたりして育て、そうした子育て行動は子に引き継がれる(なめられないで育った子は母親になっても子をなめない)そうですが、この行動が海馬のグルココルチコイド受容体遺伝子の発現に関係していて、それが発現するかしないかはその遺伝子のプロモーターの脱メチル化によって決まっているらしいです。つまり、脱メチル化というEpigeneticな作用がこうした行動の発現と遺伝に関わっているようです。
もちろんこの研究の背景には、ネグレクトされて育った子は親になったときネグレクトしやすい・・・とよくいわれる社会的事実があるわけで、この研究は結構話題になったようです。
以下は当該ペーパーへのPubmedからのリンク:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?db=pubmed&cmd=Retrieve&dopt=AbstractPlus&list_uids=15220929&query_hl=1&itool=pubmed_docsum
いろいろな意味で、「発生をマジで考える」必要があるのかもしれません。
OTK
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