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2006年11月 3日 (金)

PaSTA研究会のお知らせ

PaSTA研究会の詳細が決定しましたので、お知らせします。来聴歓迎・入場無料です。

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タイトル: 「生物学の哲学と心の哲学の接点」


日時:11月18日(土) 午後2:00-6:00
会場:京都大学文学部東館4階 COE研究室

講演:

戸田山和久 教授 (名古屋大学大学院 情報科学研究科)
「Epigenesisと生物学の哲学 」
要旨:Epigenesisとはゲノムの変異以外のしかたで遺伝子発現に影響が与えられる現象で、遺伝子発現の制御メカニズムとして、あるいは発生学の新展開としても注目されてきています。こうした現象への注目が、生物学の哲学のこれまでの議論の枠組みやトピックにどのようなインパクトをもたらしうるのかについて考えてみます。

太田紘史 氏 (京都大学文学研究科 博士前期課程)
「神経哲学と神経科学の哲学」
要旨: 現代英米系の心の哲学におけるひとつのアプローチとしての「神経哲学」(Neurophilosphy)は、神経科学的知見を哲学的主張に応用する。一方で科学哲学の一領域として発展している「神経科学の哲学」(Philosophy of Neuroscience)は、神経科学的知見に対する哲学的分析を行う。このようなアプローチの違いは、還元的唯物論や消去的唯物論などの心脳関係に関する立場においても差異を伴う。今回の発表では、両分野の発展の背景、そして両分野における認知と意識に関する研究動向について報告する。

中尾央 氏 (京都大学文学研究科 博士前期課程)
「共感能力とマインドリーディング」
要旨:我々は他者の心をどうやって理解しているのか。近年、ミラー・ニューロンと呼ばれる神経単位についての研究が盛んに行われ、マインドリーディングとの関係が指摘されている。また共感研究に関しても、fMRI(機能的磁気共鳴画像)を用いて一定の成果が得られつつある。本発表では、このミラー・ニューロンについての研究と、 fMRIを用いた共感研究を援用しつつ、共感能力とマインドリーディングの関係について考察したい。

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コメント

心の存在やその働き方の原理、他者を理解し、他者の心を読む原理等について、まったく別の発想に基づく考え方も可能です。
 いわゆる神の存在証明がもたらす意味について
 http://blog.goo.ne.jp/i-will-get-you/

投稿: 一般法則論者 | 2006年11月 4日 (土) 23時56分

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