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2006年5月19日 (金)

翻訳準備①

今日はどうもおつかれさまでした。いままでの話およびついさっきD先生と話したことをまとめときます。
・Sex and Deathが第一候補。自身が本の内容と雰囲気をつかむために、来週までに各人がどこかの章を読みましょう。ごく簡単にでもレジュメてくればなおよし。
・D先生がいつ出版社に行くかわからないが、出版社に見てもらうための紹介文作成は早い方が良いだろう(紙一枚分くらいでよいそうです)。
・というわけで、来週みんなで報告し合う→それを受けて誰か代表者が紹介文作成→D先生が出版社とお話→話がついたらいよいよ翻訳作業、という流れになるといいですね。ですので、来週までにどの章を読むつもりか、コメントしてください(その章が翻訳担当決定になるわけではないです。ので他の人とかぶっても一向にかまわないと思います)。

ちなみに
・分量が多いので、部分訳になるかもしれない(し全訳でいけるかもしれない。これは出版社の都合もあるだろう)。もし削るとしたら、①各パートから1章くらいずつ削る、②進化心理の部分を落とす(この分野は他にも日本語の本が豊富であろうから)、などの選択肢が挙げられましたが、いかがでしょう。コメントよろしく

KO

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コメント

たしかに、この本の翻訳では長さがネックになるかもしれません。Further ReadingやBoxを省略もしくは簡略化するにしてもたいした量にはならないでしょう。章ごと落とすのはとても残念ですが、そうせざるを得なくなるかもしれませんね。個人的に興味があるから言うわけではないのですが、Part Ⅴ「進化と人間本性」は数多く翻訳されている進化心理学本に類するものではなく、生物学の哲学の観点から進化心理学のプログラムの批判的検討がなされており、また”grain problem”などの重要な問題が指摘されていて、こうした議論の紹介は今までされていないと思います(もちろん、その紹介は翻訳とは別にするということも可能ですが)。章ごと落とすとすれば、入門書には特殊あるいは専門的過ぎるということで、5章と14章が割愛可能かもしれません。100ページ単位で落とせという状況になれば、Part Ⅴをあきらめざるを得なくなると思いますが。

いずれにしろ、状況が許せば全訳にしたいものですね。

投稿: TNK | 2006年5月19日 (金) 22時51分

先日は結局いけなくてすいませんでした。
話まとめて頂いたみたいで、皆さんご苦労様でした。学会終わって体もあいたので、僕も色々検討してみます。とりあえずは全体の構成を考えたいですね。そのためにはやはりメンバー全員が全体の内容を把握しておく必要があると思うので、皆さんがんばって読んでおきましょう・・・。

投稿: OTK | 2006年5月23日 (火) 01時34分

木曜日に出版社の人が来るそうなので、紹介文の締め切りは木曜日朝まで、ということです。というわけで皆さん今日明日中に紹介文を考えてアップしてください。あるいは、メールしてください。

投稿: OTK | 2006年5月23日 (火) 13時28分

この本の褒めどころ→
・この一冊で生物学の哲学のトピックを網羅している。
・哲学しか知らない人や生物学しか知らない人でも読めることを目指して書かれている(Glossaryもある)。学部生でも読めるくらいわかりやすい。第一章で問題提起がしっかりなされているので、入門書として最適。
・further readingsがしっかりあるので、研究目的にも十分使える。
・扱っている生物学の内容が新しく、幅広い(分子生物学・発生生物学・生態学とか)。進化論(の哲学)だけに偏っていない。
・トピックごとに独立しているので、それぞれ単独に読んで理解できる。
・著者らが生物学の哲学のleadding philosopherであり、内容は信頼できる。ちなみに著者の一人Sterelnyは「ドーキンスvsグールド」の著作が邦訳されている

他の本と比較して評価できる人、他の本とのトピックの関連がわかる人、よろしく。。。(DawkinsとかHullの本とか)

投稿: OTK & KO | 2006年5月23日 (火) 20時39分

この本の長所・特徴

・生物学の哲学入門書で最新
・30年以上前のハルの翻訳にはない、その後の生物学の哲学の議論の概要がおさえられる。
・ハルの本は「すべての科学に妥当な一つの科学哲学が存在するのか、あるいはそれぞれの分野に適切な多数の科学哲学が存在するのか」という関心のもとに書かれ、それゆえ「還元」や「目的論」など方法論的な話題が中心だったが、この本はその後さかんになった生物学の哲学研究の成果を下地に、方法論の議論にとどまらず、「本質的な『人間本性』なるものがあるのか?、真の人間の利他性はありうるのか?、人間は遺伝子によってプログラムされているのか?、生物学は心理学や社会科学における問題に答えうるのか?、環境保護論者が保護すべきものは何か?」(pp.6-7)といった経験的問題にも取り組むことに力点を置いているという点で異なる特色を持つ(「還元」の問題は6,7章で扱われている)。
・著者らの基本的な立場は、ドーキンスのそれに近く、これを擁護しかつ哲学的に洗練された議論を行い、「遺伝子選択主義」は「複製子選択主義」に一般化されるべきだと主張している(3.3)。
・さまざまなトピックのわかりやすい紹介の中にも著者らの主張がしっかりとなされており、哲学の専門家にも読み応えのある内容になっている。
・生物学的事実が道徳的規範や社会的教訓にどのようなかたちで関わってくるのか(関わってくるべきなのか)という点についても考察されており、こうした問題に関心のある生物学者にとっても興味深いものとなっている。

ソーバー本との比較などはほかの人にパスです。

投稿: TNK | 2006年5月23日 (火) 21時43分

出版社への紹介文を書くのを手伝ってもらいたいのですが。だいたい3~4行くらいで、その章で何が扱われているのかが大体わかるような紹介をお願いします。締め切りは今夜未明までで。担当割り振りましょう。
1章:Introduction → 大塚
2章:遺伝子・分子・個体
3章:個体・個体群・種
4章:進化的説明 → 藤川
5章:進化と人間本性
6章:おわりに → 大塚
とりあえずこんな感じで。2,3,5章それぞれやっていただける方募集中(1,6はやりずらそうなんで引き受けたのですが、そこやりたい方いたら言って下さい)。で、できたらとりあえずココにあげる感じで。急ぎです。あと、今日はマメにチェックしてください。

投稿: OTK | 2006年5月24日 (水) 20時26分

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